内容説明
ヴィルヘルム・ミュラー&フランツ・シューベルト『冬の旅』。「この道を進まねばならない誰も帰ってきたことのない道を」奥深い芸術歌曲の世界を読み解く試み。
目次
さようなら
風はもてあそぶ
なまぬるい涙
痕跡を求めて
菩提樹はさざめく
くだって、さかのぼる
名前と日付
逃げて、戻る
堂々めぐりの旅
休息の疼痛〔ほか〕
著者等紹介
三宅幸夫[ミヤケユキオ]
1946年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒業、ドイツ・テュービンゲン大学修了(MA)。慶応義塾大学文学部教授
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