出版社内容情報
欧米・アジアの約50都市を鏡として、東京の魅力、東京の課題を照射!
巨大都市・東京の副知事を長年務め、ハードおよびソフトとしての都市を熟知する著者が、実際に訪れたニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、バルセロナ、モスクワ、北京、ホーチミンなど欧米・アジアの約50都市と比較しながら、自治・歴史・都市計画・災害対策などの視角から考える「東京」の歴史と未来。
【著者紹介】
青山?(あおやま・やすし)1943年東京生。明治大学公共政策大学院教授。都市論、日本史人物論、自治体政策。中央大学法学部卒業。1967年都庁入庁。都市計画局課長、高齢福祉部長、計画部長、政策報道室理事などを歴任。99~03年、石原慎太郎知事の許で東京都副知事。2004年より現職。著書に『石原都政副知事ノート』(平凡社新書、2004年)、『自治体の政策創造』(2007年)『都市のガバナンス』(2012年、共に三省堂)、『痛恨の江戸東京史』(祥伝社黄金文庫、2008年)『10万人のホームレスに住まいを!――アメリカ「社会企業」の創設者ロザンヌ・ハガティの挑戦』(藤原書店、2013年)ほか多数、郷仙太郎名義で『小説 後藤新平――行革と都市政策の先駆者』(学陽書房人物文庫、1999年)。