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シュニトケとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 343,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393934661
  • NDC分類 762.38

内容説明

マーラーからショスタコーヴィチへと連なる交響曲の本流を継承し、映画音楽を日々の糧としつつ、鉄のカーテンを貫いて吹き込む西側の音楽の手法を吸収し独自の多様式主義を確立した20世紀の巨星―ロシアの血を一滴も含まず、ドイツ人とユダヤ人の混血としてソ連に生まれたというアイデンティティの問題に苦しみながらも、普遍的な音楽、あまねく音楽に存在するバッハに至り、高と低、聖と俗、光と影、ポジとネガの相克の中から、より崇高な世界を創造する音楽をもって、20世紀芸術の可能性を追究した大作曲家のすべて。音楽の枠を遙に超えた問題を作曲において提起した作曲家と弓とペンを自在に操る名チェリストと、そして、読者とのスリリングな語らい。

目次

生い立ち
家族
エンゲルスの暮らし、ウィーンの暮らし
音楽の勉強
文学の影響
パステルナーク
ロシア、ドイツ、ユダヤの文化
宗教と教会
テクニックと本質
創作過程〔ほか〕

著者紹介

イヴァシキン,アレクサンドル[イヴァシキン,アレクサンドル][Ивашкин,Александр]
1948年8月17日生まれ。5歳でグネーシン音楽学校英才教育コースに入学、ピアノとチェロを学ぶ。ムスチスラフ・ロストロポーヴィチの勧めで、チェロ奏者の道を選択。ボリショイ劇場管弦楽団の主席チェロ奏者、ボリショイ・ソロイスツの主要なメンバーとして12年活躍、1987年‐91年、ボリショイ劇場理事会のメンバーを務めた。1994年、その優れた音楽的業績に対して、ロシアの博士号が授与された。現在、ロンドン大学ゴールドスミス・コレッジ、音楽部教授、ロシア音楽センター所長の任にある

秋元里予[アキモトサトヨ]
1957年12月16日生まれ。1989年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(露文学)単位取得満期退学。博士課程在学中、経団連奨学金により、1984‐85年、ロンドン大学スラヴ・東欧学部大学院に留学。1985‐88年、1995‐98年の2度にわたり、ソ連及びロシアに滞在。1994‐95年、東京芸術大学音楽学部大学院非常勤講師。現在、文化女子大学非常勤講師

出版社内容情報

マーラーからショスタコーヴィチへと連なる交響曲の本流を継承し,同時代の音楽手法を吸収しつつ独自の多様式主義を確立した20世紀の巨星。ロシアが生んだ現代のバッハ。