音楽のなかの典礼―ベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”はどのように聴かれたか

個数:
  • ポイントキャンペーン

音楽のなかの典礼―ベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”はどのように聴かれたか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 14時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393932292
  • NDC分類 765.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ベートーヴェン晩年の「異化された大作」(アドルノ)である《ミサ・ソレムニス》。教会音楽の形式を持ちながらもしばしば“非典礼的”とされてきた本作品の受容史を通じて、19世紀ドイツの「芸術」と「宗教」と「教会」の複雑な関係性を浮き彫りにする。

内容説明

“非典礼的な教会音楽”の受容史。ベートーヴェン晩年の「異化された大作」(アドルノ)であり、既存の枠組みを大きく越え出た異形の教会音楽“ミサ・ソレムニス”は、キリスト教の自明性が問われていた19世紀のドイツにおいて、どのように捉えられてきたのか。宗派や立場の異なる批評家たちの言説をひもとくことで、音楽における「芸術」、「宗教」そして「教会」の複雑に入り組んだ関係性を浮き彫りにする。

目次

序論 「楽聖」の「問題作」
第1部 プロテスタントによる“ミサ・ソレムニス”論(新時代の宗教音楽としての“ミサ・ソレムニス”;ベートーヴェンの「神秘主義」的教会音楽;「フモリスト」ベートーヴェンの教会音楽)
第2部 カトリックによる“ミサ・ソレムニス”論(“未来のドラマ”としての“ミサ・ソレムニス”;“ミサ・ソレムニス”の弁証学;「教会音楽」と「宗教音楽」;音楽における「教会的」とは何か)
結論 典礼と芸術

著者等紹介

清水康宏[シミズヤスヒロ]
1981年群馬県太田市に生まれる。2020年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、群馬県立女子大学ほか非常勤講師。賀茂神社(群馬県桐生市)太々神楽神楽師。専門は、美学・音楽学・宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。