内容説明
最新資料を駆使し、精緻・克明に解き明かす大作曲家の足跡と社会。ベートーヴェン像再構築の源泉。補遺「音楽による戯れ・カノン」を収録。
目次
前史
1770以前
1770
1771
1772
1773
1774
1775
1776
1777〔ほか〕
著者等紹介
大崎滋生[オオサキシゲミ]
1948年生れ。西欧音楽史家(音楽社会史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hachi921
4
レクチャーの参考として。 世界的に見ても、ここまで詳細な年譜を作り上げた人は恐らくいないでしょう。 ヨーロッパ史とベートーヴェン自身の人生の歩みと作品の成立が1年ごとにまとまっており壮観。 晩年の作品にどれだけ苦心していたかも痛いほど伝わってくる。 「ベートーヴェン像再構築」と並ぶ名著になるでしょう。2020/03/29
すいれん
1
図書館の持禁本。途中で平凡社の黄色い音楽事典も出してきて5時間かけてメモとりながら読了。パズルカノン等詳しく。ベートーベンの伝記、作品、年表をヨーロッパ史に組み込んでいて、内容が濃く面白かった。ハプスブルグ家の衰退がじわじわと進行していたり、ナポレオンの栄枯盛衰。音楽家の移り変わり。ロッシーニ大嫌いだったり、弟嫁と揉めたり、インフレに苦しんだり。俄然ベートーベンのコンプリートCDBOXが欲しくなった。歌曲系を攻めたい。…ピアノソナタと交響曲の全集はあるから別の演奏家だといいんだけど。2019/12/18
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