出版社内容情報
古今のピアニストはベートーヴェンをどう弾いたか。現代ドイツ音楽批評界の旗手カイザーが、名ピアニストそれぞれの演奏解釈を徹底比較。上巻は作品２から22までを収録。
内容説明
名ピアニストが弾く、それぞれのベートーヴェン―ピアノ・ソナタの神髄に迫る分析と演奏論の試み。クラシック批評界の重鎮カイザーによる古典的名著。
目次
ピアニスト、教授、そしてソナタについて
ピアノ・ソナタ第一番ヘ短調作品二の一
ピアノ・ソナタ第二番イ長調作品二の二
ピアノ・ソナタ第三番ハ長調作品二の三
ピアノ・ソナタ第四番変ホ長調作品七
ピアノ・ソナタ第五番ハ短調作品一〇の一
ピアノ・ソナタ第六番ヘ長調作品一〇の二
ピアノ・ソナタ第七番ニ長調作品一〇の三
ピアノ・ソナタ第八番ハ短調作品一三『悲愴』
ピアノ・ソナタ第九番ホ長調作品一四の一〔ほか〕
著者等紹介
門馬直美［モンマナオミ］
１９２４年東京生まれ。東京大学理学部卒業。洗足学園大学音楽学部名誉教授。２００１年逝去
鈴木威［スズキタケシ］
１９３８年神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、同大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程修了。慶応義塾大学名誉教授
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