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内容説明
六月の冷たい雨の日―。消そうとしても消せない思い出がひっきりなしに浮かび上がり、ヴィーダをさっきから悩ませている。バイリンガルの秘書としてモロッコで働いていた一年前のこと、ヴィーダは美術商カリムの求愛を受け、結婚式を挙げた。だが、新婚第一日目の夜、恐ろしい悪夢がふたりの絆を断ち切ったのだ。そして、ちょうど結婚一周年目の今日、はるかモロッコに思いを馳せるヴィーダを迎えるようにロンドンのヴィーダのフラットの前に男が一人立っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
1986年出版。興味深かったです。ムスレム文化やモロッコの街並みの描写は本当に面白かった!異文化とロマンスの関係って本当に面白いなあ。でもね、女子としてはね、やっぱりこの男子が女子が危害を加えられていた時にきちんと支えなかったことはね、万死に値すると思うのよ。読み友さんから。2020/02/17
糸車
23
真夜中に一気読みしたせいか、おかしなテンション。イギリス人の語学堪能なヒロインとモロッコ人だけどヨーロッパ育ちのヒーロー。文化的にどんな立場なのかよく分からず混乱。出会ってすぐ恋に落ち、スピード結婚したヒロインも同様で、ヒーローを利用しようと企む勢力の陰謀に巻き込まれて結婚生活は始まる前に破綻。家族と距離があるヒロインには頼る人もないのに可哀想。純真な妻を信じられず暴言を吐くヒーローも根は誠実、妻にぞっこん。陰謀の謎解きにああそうだったのねとなんだか拍子抜け。ヒーロー視点がないからハラハラしちゃった。2019/10/27
くろうさぎ
1
ヒーローがこわいです!!!分かり合うためには、二人とももっとよく話しましょうよ・・・・。2011/10/21