対位法の変動・新音楽の胎動―ルネサンスからバロックへ 転換期の音楽理論

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393930243
  • NDC分類 761.6
  • Cコード C3073

出版社内容情報

十六~十七世紀初頭、作曲法は対位法から和声法へ大推移した。音楽史上の一大変動が、いかに準備され、成就したかを解明する。

内容説明

16世紀から17世紀にかけて起こった音楽上の大変動は理論家、作曲家のいかなる葛藤を経て成就したか。対位法理論史と新音楽の基本重要文献から、革新時代のダイナミズムを明らかにする画期的な論考集。

目次

第1部 対位法の変動(対位法理論史概要)
第2部 新音楽の胎動(新音楽前史―対位法史の中のジローラモ・メーイ;新音楽の始まり―ペーリとレチタティーヴォ理論;新音楽宣言―ジュリオ・カッチーニの歌曲集序文;新音楽の要点―アルトゥージ=モンテヴェルディ論争)

著者等紹介

東川清一[トウカワセイイチ]
1930年生。音楽学者。東京藝術大学楽理科卒業。アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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