内容説明
遺跡から出土する楽器を追い求めて、列島各地の縄文・弥生・古墳時代、さらには中・近世の発掘現場を訪ね歩いた研究者の調査記。“音楽考古学”の最新成果が、現場でのエピソードを交えつつ、縦横に語られる。
目次
第1章 縄文時代の楽器
第2章 弥生時代の楽器
第3章 弥生・古墳時代の琴
第4章 筑状弦楽器と奏楽埴輪
第5章 中・近世の楽器
第6章 人類史の中の音楽
著者等紹介
笠原潔[カサハラキヨシ]
1951年生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。同博士課程、中途退学。名古屋芸術大学専任講師・助教授を経て、現在、放送大学助教授。専攻は西洋音楽史、音楽美学、音楽考古学、洋楽流入史
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