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出版社内容情報
統一宇宙歴９３９年、第２次宇宙大戦が始まった。ガメリカによる開戦を余儀なくされた日本帝国は戦艦・長門を率い星の海に舵を取る。
内容説明
統一宇宙暦９３９年。三つの大国の首脳がそれぞれの理由で戦争を求め、開戦を目論んでいた。世界最大の国家・エイリス帝国の議会では、混乱する世界をエイリスが鎮圧し統治すべきとする世界管理プランが議決され、北方のソビエトは虎視耽々と南下するタイミングを窺い、大国ガメリカは不平等な条約を世界最古の国家・日本帝国に押しつける。日本帝国の同盟国ドクツはこの危機を救うため、デーニッツ提督を最新鋭の潜水艦“ファルケナーゼ”とともに派遣する。日本帝国は、高い勝率を誇る東郷を長官にすえ、旗艦“長門”を率いて星の海へ出航した！世界を巻き込む大きな戦火が、宇宙に灯ろうとしていた…。アリスソフトの大ヒットゲームがついに小説となって登場。
著者等紹介
浜崎達也［ハマザキタツヤ］
１９７３年生まれ。茨城県出身。小説家・脚本家・漫画原作者として様々な企画に参加する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏葉
3
永遠の27歳さんが描いているのを見て、気になって買い。ゲームのノベライズでなかったら、上巻でさえ読み切れなかっただろう。 ドクツ第三帝国、イタリン共和国と三国同盟を日本が結び、デーニッツが日本に派遣され、第二次星間大戦が始まる展開。日本、ガメリカ、ドクツと登場人物の紹介と淡々とした日々の描写が続き、盛り上がるまで時間がかかる。キャラクターの内面を深く掘り下げるのでなく、息もつかせぬ戦闘描写を見せるのではなく、政治的な駆け引きを魅せるのでもなく、あらかじめ決められたストーリーをなぞっているだけに思えた。2012/09/30
shinn♪
1
アリス信者としてはこういうのが出るだけでありがたかったりします。内容ですが原作に忠実です。ですが駆け足にすぎてキャラが深堀りされる事無く、それほど盛り上がりもなく、説明不足のまま進んでいっている印象です。まあ上下巻であの原作をやるとなると尺が足りないのはいたしかたない所でしょうか。原作ファンには物足りなく、新規読者には説明不足になるのではないかと思われます。下巻で盛り上がる事を期待します2012/02/21
ark
1
原作攻略済み。サブタイトル通り三国同盟＋ガメリアルート。デーニッツ＆ダグラス視点で本編をまとめることで、年齢制限要素（東郷）をうまくオミット。真っ当なスペースオペラ戦記ものとして読める。挿絵でのキャラ紹介がそこまで親切でないので、未プレイの人は公式サイトに行かざるを得ないかも。2012/02/04
yamaaacho
1
一昨年発売の同名地域制圧SLGのノベライズ、アリス厨としては読まざるをえない。つかエロゲノベライズが講談社から出るとは…。スペオペ風味の戦記ものとして美味しく頂きました。ちなみにエロは皆無です。2012/02/05
nas
0
好いな。いや予想以上に良かった。原作はやったことないけど、戦記物になってる。戦闘描写は少なめでキャラに焦点を当てつつ全体の流れを見せる感じ？ あんまり説明が無いのが「あぁそうなったのね」的な納得になってて良いわ。エロゲのノベライズは続いていろいろやって欲しい、他にも出てこないかなー。2013/01/13
