古楽の音律

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393930144
  • NDC分類 761.12
  • Cコード C3073

出版社内容情報

バロック時代のさまざまな音律とその調律法を理論から丁寧に解説。チェンバロ,ヴァイオリン,オーボエ,リュートなど各楽器の調律法やその問題についての論考も収録。

内容説明

バッハの音楽は当時どのような音律で演奏されていたのか。「平均律クラヴィーア曲集」の「平均律」とは何か。鍵盤楽器に最もふさわしい調律法とは。バロック時代のヴァイオリンを魅力的に奏でるイントネーションとは。古楽の音の魅力を探る、音楽理論の最新の成果。

目次

第1部 バッハと平均律(いわゆる「純正な」音律―音律計算;モノコルド分割;中全音的調整律(中全音律)
適度調整律
バッハと平均律)
第2部 さまざまな楽器の音律とムジカ・フィクタ(種々のクラヴィーア調整律のための調律指針;ヴァイオリンの音律―歴史的概観;バロック・オーボエと調;リュート・エールの調弦と移調―17世紀フランスの場合;「ムジカ・フィクタ」への実践的な手引き)

著者等紹介

東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、現在、東京学芸大学名誉教授
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