目次
序 人生の道の半ばで(「地獄篇」第1歌1‐9)
憂の国に行かんとするものは(「地獄篇」第3歌1‐9)
私の先達が彼を諭した(「地獄篇」第3歌94‐96)
愛された以上愛し返す(「地獄篇」第5歌103‐105)
あの憧れの微笑みに(「地獄篇」第5歌133‐138)
「諸君」と私はいった(「地獄篇」第26歌112‐120)
より良い海を馳せゆくために(「煉獄篇」第1歌1‐6)
ああ隷属の国イタリア(「煉獄篇」第6歌76‐78)
皆よりも一段高い所に(「煉獄篇」第7歌91‐100)
万物を動かす者の栄光は(「天国篇」第1歌1‐3)〔ほか〕
著者等紹介
伊能美智子[イノウミチコ]
作曲家、ピアニスト。東京女子大学卒。国際基督教大学に暫時学んだ後、大阪音楽大学ピアノ科卒。桐朋学園大学でピアノ科講師を務めた後、数年の海外生活を経て、作曲を始める。殊に、歌曲創作に憧れるものの歌詞の選択に行き詰まり、母の短歌を使用した経験から「小倉百人一首」に付曲を始める。海外にも紹介されるようになり、2001年、100曲完成。2002年、千葉県市川市民文化奨励賞受賞後、市川市文化振興財団により4年に亘り、全曲を発表。2006年、文化庁長官表彰を受け、同年より10年間、歌曲コンクール「小倉百人一首うたくらべ」を主催。2017年、歌曲集『小倉百人一首をうたう』(学研プラス社刊)に纏める。2021年、ラヴェンナ伊日交流協会より依頼を受け『ダンテの『神曲』による12の歌曲集』を作曲。2022年、春秋社より上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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