近未来の“子づくり”を考える―不妊治療のゆくえ

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近未来の“子づくり”を考える―不妊治療のゆくえ

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  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393716359
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C0047

目次

はじめに
近未来の子づくりシミュレーション
日本における生殖医療の現状
凍結保存を経て行う生殖
卵子提供
精子提供
代理懐胎
多様な願望と代替手段
男女の性を超えて拡がる生殖
着床前診断
生殖補助技術につきまとう優生思想
死後生殖
加齢と不妊・生殖医療
人口構造の将来と処方箋
おわりに

著者等紹介

久具宏司[クグコウジ]
東京都立墨東病院産婦人科部長。昭和32年生まれ、産婦人科医師、医学博士。福岡県出身、産婦人科開業医である父の診療所内で幼少期を過ごす。昭和57年東京大学医学部卒業、東京大学附属病院をはじめ連携する多くの病院で勤務の後、富山医科薬科大学(現富山大学医学部)講師、東京大学講師、東邦大学教授を経て、現職。この間、米国ジョンズ・ホプキンス大学、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院へ留学。東京大学附属病院における体外受精の導入に従事、その後富山県での県内初の体外受精成功例を手掛ける。日本産科婦人科学会倫理委員会副委員長を務め、生殖医療施設の登録・調査業務にも携わる。平成20年、日本学術会議「生殖補助医療の在り方検討委員会」において幹事として対外報告「代理懐胎を中心とする生殖補助医療の課題―社会的合意に向けて」作成に従事、以後、法学委員会生殖補助医療と法分科会に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kenitirokikuti

7
図書館にて。2021.2刊行と新しいもの。著者は都立墨東病院の産婦人科部長▲ヒトの体外受精の成功は1978年、日本では1983年である。それ以前に行われたのは人工受精であり、器具を用いて精子を含む精液を子宮に運ぶだけのもの。精子の凍結保存と合わせて畜産では過去から行われていた▲採卵して体外で受精させた後に子宮内に注入するのが体外受精。かつては妊娠成立をより確実にするため、多くの胚を子宮に戻していた。技術の進歩により、人工受精による多胎は05年ごろから急減した▲人工受精はあくまで不妊治療。2021/04/08

jackbdc

3
体外受精で生まれる子が珍しい存在ではなくなっている。1学級に2~3名レベルとなっている。従来の不妊治療から、現在は生殖医療(主体的な体外受精)へ変化している。近未来の子づくりにおいては、凍結保存乱視、卵子・精子提供、着床前診断、代理懐胎等の技術が利用しやすくなると推測されるという。メリットとしては、子供を授かりたいと願っていた人の希望を叶えることが可能となること。留意点は、1.少子化対策には寄与しない、2.経済的格差、3.中長期的エビデンスの不足、4.優生思想との付き合い方など、何れも難問揃いである。2021/05/03

takao

1
ふむ2021/08/30

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