出版社内容情報
喪失の本質を見つめ、自分のペースで一歩踏み出すヒントを満載した希望の書。心を整理するための演習問題付き。
内容説明
愛する人との死別、離婚、失恋、失業…。かけがえのないものを奪われた時、一体何ができるのか。斬新な理論と豊富な臨床事例から喪失の本質を見つめ、自分なりのやり方で一歩踏み出すヒントを満載した希望のガイド。心の混乱を整理する演習問題つき。
目次
1章 グリーフと向き合う人のために(喪失を体験すること;愛すること、愛を失うこと;失業と社会的役割の喪失;グリーフとの向き合い方とその内容;喪失の環境と周囲とのつながり;儀式の意味と自己再生へ向けて)
2章 グリーフ・ケアに従事する人のために(喪失体験、そして新たな生きがいを求めて;生きがいを見つけるための文化的要素)
3章 自分でできるグリーフ演習(グリーフ演習の利用法)
著者等紹介
ニーメヤー,ロバート・A.[ニーメヤー,ロバートA.][Neimeyer,Robert A.]
メンフィス大学心理学部教授。1982年、ネブラスカ大学博士課程を修了後、死、グリーフ、喪失、自殺への介入について広範囲な研究を修めてきた。臨床家、雑誌『Death Studies』の主宰者、ワークショップの講演者としても活動している。死についての教育とグリーフ・カウンセリングの普及を目指す国際的な活動機関Association for Death Education and CounselingとInternational Work Group on Death,Dying,and Bereavementの会長を歴任。1997年、終末期の問題を考える会(American Psychological Association)の責任者に就任
鈴木剛子[スズキヨシコ]
1963年、国際基督教大学卒業。ボッテガ・ヴェネタ・ジャパン、モスキーノ・ジャパン代表取締役を歴任。2000年に実業界を引退。カナダのユニバーシティ・オブ・ウェスタン・オンタリオ、キングス・カレッジに留学。2002年、死別による喪失およびグリーフ・スタディの専門課程修了、グリーフ・カウンセラーの資格取得。2004年、同大学ヒューロン・カレッジ神学部修士課程を修了。現在、グリーフ・カウンセラーとして従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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