お産!このいのちの神秘―二万例のお産が教えてくれた真実

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393716113
  • NDC分類 495.7
  • Cコード C0047

出版社内容情報

分娩台上での管理された出産が、お産から本来の喜びを奪っている。40年近くにわたって2万例のお産に立ち会ってきた吉村医師が語る「自然なお産」と、その生命哲学。

内容説明

お産に関する哲学、美学、ひいては女性の生き方の本。

目次

第1章 よみがえるお産(「お産の家」完成;和室での出産 ほか)
第2章 古いものはかくも美しい(茅葺き屋根の古屋を移築;井戸から水を汲み、薪を割り、風呂を焚く ほか)
第3章 人はなぜ自然なお産に惹かれるのか(大脳新皮質と視床下部;新しい脳と古い脳のせめぎあい ほか)
第4章 いのちを感ずる心(お産の神秘;いのちの不思議な力(岡野婦長) ほか)

著者等紹介

吉村正[ヨシムラタダシ]
1932年生まれ。名古屋大学大学院医学科卒。医学博士。1961年より吉村医院院長として約40年間に渡り、2万例以上のお産に取り組んできた。産院の裏庭に、江戸時代に建てられた茅葺き民家を移築。そこで妊婦に薪割りやノコギリひきなどの「古典的労働」をすすめている。1999年には日本の伝統的な建築様式の「お産の家」を建て、その和室で自然なままのお産を行なう。講演会、研修会、テレビ出演など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きな子

0
自然分娩を絶対と考えている先生なら怖いなって思ってました。でもいざという時には現代医療が行える施設もあるんですね。女性が子どもを産むことは自然の摂理。医療の介入なく茅葺屋根の下で赤ちゃんを迎えるっていうのも素敵な気がする。現代の病院は安全第一で、清潔で、すべてがマニュアルに沿っている。もちろんその医療があるからたくさんの母子が救われているのですが、ちょっと非日常なところで穏やかに出産に臨んでみたいなあっていう気持ちにもなりました。2015/03/24

ゆりこ

0
この先生の考えとか、趣味とかは基本的に私は好みではあると思うのだけれど、この産院の自然分娩はやや不自然であると感じました。現代社会で生きているのに、いざお産となった時に槇割りだのかやぶき屋根の家だのピクニックだの…楽しそうです。楽しそうだけど、かなりの非日常と思います。少しもやっとしました。

美沙長島

0
お産の神秘性について、教えてくれた。2023/10/20

ミロ

0
会社で働いて、スーパーで食べ物は買って、家事は家電任せ。現代人は肉体労働が減って、生きる力が弱まっている。こんな生活では、妊娠する力も出産する力も弱まって当然。 …かといって、特にスキルもないのに仕事辞めて里山に移住するのは相応勇気いるんだよなあ。生きづらい世の中です。2022/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/215610
  • ご注意事項

最近チェックした商品