出版社内容情報
本当にこの医者でいいの? と不安に思ったことのある読者は共感必至。西洋医療、補完医療の利点と限界、現代医療事情が浮びあがる。伝統医療アーユルヴェーダを取材し続けてきた旅行ライターが、原因不明の病気にかかり、ステロイド治療を受けることに。ステロイドと副作用に翻弄される日々に疑問を感じ、代替医療に光を見いだそうとするが……。「みんな同じ医療でないとダメ?」「この治療、信じていいの?」と煩悶し、時に医師とぶつかりながら、その先に見いだしたものとは。自分らしい医療選択とは何か。健康とは何か。インフォームドコンセント時代のヒントがつまったノンフィクション。
岩瀬 幸代[イワセサチヨ]
海外旅行ライターとして20年以上に渡り、主に雑誌で活躍。その間に40数ヶ国、100回を超える渡航を繰り返す。スリランカに惚れ込み、通うこと42回。2004年のスマトラ島沖地震の津波で同国が被災した際は、100人の旅行者とボランティアに訪れた「スリランカ応援友情プログラム」で話題を呼んだ。2007年スリランカ大統領賞(外国人ジャーナリスト部門)受賞。著書に『緑の島 スリランカのアーユルヴェーダ』(晶文社)、『スリランカで、ほっ。――仏教は心のアーユルヴェーダ』(長崎出版)、監著書に『アーユルヴェーダの聖地 ――スリランカ癒しの旅』(実業之日本社)がある。
内容説明
“私らしい治療”を求めて、今日も今日とて、ほふく前進。代替医療を取材してきたライターが、恐怖のステロイド治療をうけるはめに。この医者で大丈夫?自然治癒力を信じちゃダメですか?医療選択とは何かを問いかける、体当たりドキュメント。
目次
第1章 足りないものを補いたい(体当たりルポ敢行、長期の病院旅行へGO!;経験を積めば、代替医療も候補になる ほか)
第2章 伝統医療と現代医療の狭間で(やるならやってくれ!;病名探しの最終章。それは膠原病ですか? ほか)
第3章 おまかせ医療じゃなくて自分も参加(ヨガのヒタヒタ感に助けられ;瞑想が教えてくれる同時進行の無駄 ほか)
第4章 健康って?生きるって?これが私の治し方(ウサギさん、そんなに急いでとごへ行く;スリランカで降ってきた生死の選択 ほか)
著者等紹介
岩瀬幸代[イワセサチヨ]
海外旅行ライターとして20年以上にわたり、主に雑誌で活躍。その間に40数ヶ国、100回を超える渡航を繰り返す。スリランカに惚れ込み、通うこと42回。2004年のスマトラ島沖地震の津波で同国が被災した際は、100人の旅行者とボランティアに訪れた「スリランカ応援友情プログラム」で話題を呼んだ。2007年スリランカ大統領賞(外国人ジャーナリスト部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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