出版社内容情報
混沌を極める現在、二〇世紀を代表する社会哲学者ハイエクの登場が待望されている。世界と日本の経済・社会の現状と近未来を占う現実的かつ有効な視点とは? ハイエクの経済理論、自由の社会哲学と市場メカニズムへの洞察の今日的意味をわかりやすく説く。
内容説明
混迷を極める時代、自由主義者の卓見が蘇る。自由と法をめぐる15の視点。
目次
1 自由の経済(ハイエクかケインズか―市場と貨幣のドラマ;経済成長にインフレは必要なのか ほか)
2 自由の政治(自由とは何か;自由は経済格差を生み出すのか ほか)
3 自由の法(法の支配―法治主義の各国事情;誰のための、何のための法か―自然法思想と法実証主義 ほか)
4 市場と社会の未来(分権的な知識の活用と壁―イノベーションの進展のために;福祉国家のゆくえ―シルバー民主主義という陥穽 ほか)
著者等紹介
蔵研也[クラケンヤ]
経済学者。1968年富山県氷見市生まれ。1997‐2022年岐阜聖徳学園大学経済情報学部准教授。2022年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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