内容説明
生粋の京都人が案内する極めつきの京都。定番から知る人ぞ知る穴場まで、奥深い歴史と文化的背景をもつ70以上の名所旧跡を旅する。京都市街地図・12カ月のおすすめコースつき。
目次
其の1 花を愛でる
其の2 平安の才女・紫式部がみた都の風景
其の3 才気煥発・清少納言が体感した平安京つれづれ
其の4 諸行無常の世界
其の5 都人の口福
其の6 都人の信仰を垣間見る
其の7 異界を巡る
其の8 名建築を尋ねる
其の9 庭園に世の理を観る
12カ月のおすすめコース
著者等紹介
鳥居本幸代[トリイモトユキヨ]
1953年生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。京都女子大学大学院修了、家政学修士。神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授・姫路工業大学環境人間学部助教授を経て、京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
23
題名から写真の多い京都案内かと思ったけどがっつり寺社のいわれが解説してある本だった。最後の四季のおすすめコースは良かった。2018/02/06
田中峰和
4
京都に住んでいると、わざわざ名所にはいかない。観光地・京都は物見遊山の場として、楽しむもので、日常生活では利用しない。歴史好きや研究者なら、京都はうってつけの町だが、日常の暮らしなら、大阪の方が便利で楽しめる。それでも多くの人が京都を訪れるのは、近代化され過ぎた日々の暮らしから逃れたいという願望からか。千本焔魔堂の閻魔大王や源頼光の大蜘蛛退治に因む大原蓮台寺、千灯供養の化野念仏寺など、長く都がおかれていた都市にこそ建てられていた施設。名所が多すぎて何度も訪れなければならないが、地元民には知識だけが残る。2025/05/01
Yoshihiro Yamamoto
2
B+ 京都の方と話をすると、意外と地元のことを知らない方が多いのに驚く。それだけにこの本のタイトル「京都人にも教えたい…」は言い得て妙だ(笑)。この本は、「京都府立京都学・歴彩館」という京都の歴史にスポットを当てた文化施設の図書館で見つけた。この図書館は、貸し出しはしていないのだが、さすがに京都関連の魅力的は本が多かった。この本は、旅行ガイドブックよりは文化・歴史的なことを浅めに掘り下げているので、京都初心者には良い本かもしれない。梅・桜・椿などの見どころにも触れている。これは私の評価とほぼ同様だった。2023/06/29
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