出版社内容情報
万城目学氏(作家)推薦!
「はじめて私たちの前に現れるモンゴル現代文学。はじめての手触り。はじめての語り。しかも、ミステリー。どこへ連れて行かれるのか。固唾を呑んで楽しもう。」
現代モンゴルの長編小説が日本初上陸。仏教僧院で起きた不可解な銃撃死事件。警察犬トレーナーのセルジャムツは、故人の親友サマンダと出会い、事件の謎を追う。やがて死の謎は禁忌とされる忿怒尊《シュグデン》の信仰が関わっていたことが徐々に明らかになる……。現代モンゴルを代表する人気作家による、分断された民族の歴史の記憶とアイデンティティを問いなおす壮大な物語。
装幀:佐野裕哉
装画:佐伯洋江 Untitled (HS264), 2019.
【目次】
内容説明
青海省のチベット僧院で起きた不可解な銃撃死事件。捜査に当たった警察犬トレーナーのセルジャムツと、他界した僧の親友サマンダが出会い、死の謎を追ううちに信仰の深奥へと迫ってゆく。歴史的背景を織り込みながら、分断されたモンゴル民族の記憶とアイデンティティを問いなおす。
著者等紹介
アヨルザナ,グン[アヨルザナ,グン] [Ayurzana,Gun G.]
1970年、モンゴル国バヤンホンゴル県生まれ。現代モンゴルを代表する小説家、詩人、翻訳家。モスクワのゴーリキー文学大学留学中に民主化という歴史の転換期を迎えた。ポスト社会主義世代の先頭に立ち、幅広い創作活動と多くの翻訳や論評を通じてモンゴル文学の刷新と発展に貢献した。都市の孤独や存在の問いを思索的、内省的な語り口で綴った中篇小説群、個や集団の記憶を丹念に描いた長篇連作、象徴性に富む詩的な文体で現代人の内面を描いた幻想小説など、作品ごとに新たな試みを続けている。2009年にモンゴル国文化功労者の称号を授与される。作品は英語、ロシア語、フランス語、イタリア語、トルコ語、韓国語など多くの言語に翻訳されている
阿比留美帆[アビルミホ]
モンゴルの文学、詩や言葉の文化に関心をもち、翻訳、紹介活動を行っている。ウランバートル大学大学院にて修士号取得。東京外国語大学非常勤講師(モンゴル近現代文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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