出版社内容情報
ジャワ南部の港町に生まれた娼婦デウィ・アユとその一族を襲った悲劇。植民地統治、占領、独立、政変と弾圧といった暴力の歴史を軸に、伝説、神話、寓話などが渦巻く奇想天外な大河小説。世界35カ国以上で刊行されたマジックリアリズム文学の傑作。
内容説明
美しき娼婦、呪われた一族、流転する百年の愛と暴力。ジャワ島南部の架空の港町ハリムンダに生まれた娼婦デウィ・アユとその一族を襲った悲劇。植民地統治、日本軍による占領、独立、政変と弾圧といった暴力の歴史を軸に、伝説、神話、寓話などが渦巻く奇想天外なマジックリアリズム小説。
著者等紹介
クルニアワン,エカ[クルニアワン,エカ] [Kurniawan,Eka]
1975年、インドネシア西ジャワ州タシクマラヤ生まれ。2000年に初の短編集Corat‐coret di Toilet(『トイレの落書き』)、2002年に長編小説Cantik Itu Luka(『美は傷』)を発表。二作目の長編Lelaki Harimau(『虎男』)の英訳版は、ブッカー国際賞にノミネートされた。ワールド・リーダーズ賞、プリンス・クラウス賞などを受賞。2019年には、インドネシア教育文化省からの「文化伝統芸術匠賞」受賞者として選出されるが、受賞を拒否した。小説や映画脚本の執筆のほか、翻訳小説出版を中心とする出版社Moooi Pustakaを主宰。英語圏以外の文学をインドネシアに紹介するためにも尽力している
太田りべか[オオタリベカ]
1964年、兵庫県宝塚市生まれ。1995年よりインドネシア在住。主に日本の文芸作品のインドネシア語訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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