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内容説明
顔で笑って心は「この野郎!」出世と選挙がすべてのイマドキ議員たち。この国は大丈夫か?秘書歴30年の著者が国民の皆さんに知ってほしい必読情報を全部書く!(文庫オリジナル)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
36
国会議員になると、本人はもちろん、家族の生活も大きく変わることになる。もはや普通の家庭生活は望めなくなる。なにしろ生活の大半を離ればなれで過ごすことになるのだ。夫が国会議員として永田町にいる間、奥さんは地元に残される。しかも、ただ残っていればいいわけではない。夫が十分にできない地元の仕事を、名代として担わなければならないのだ。独身の議員の場合は、親戚や地元秘書がその役割を担うことになるが、女性議員はともかく、男性の議員の奥さんが出ていかないと、あそこの奥さんは何をやっているのかという空気になってしまう。2020/06/27
大先生
3
この本を読むと国会議員の仕事や生活はもちろん、普段何を考えてるかが見えてくる。(もちろん議員秘書のことにも詳しくなれます。)忙し過ぎて、私には務まらないことがよーく分かりました。その前に当選できるのか?と疑問に思った方…鋭いですな。苦笑。特にアホな私的陳情に付き合わないといけないなんて…時間のムダです。2019/12/08
ゆきまさくん
2
30年年以上も永田町で暮らしてきた秘書による書。政治改革の名のもとに後退したもの。それは議員の質の劣化である。中選挙区制はお金がかかる、派閥政治など問題はあったものの、議員が特に党内において切磋琢磨する選挙制度だった。議員の変化に伴い、秘書との関係や、議員が果たすべき役割も変化してきた。こうした政治家に政治をまかせていくことに危惧を持ち、警鐘を鳴らしている。全体の情報としては必ずしも「秘密」とういうべきものばかりではない。2019/07/14