出版社内容情報
その出自と生い立ちをめぐり,いくつかの謎につつまれた蕪村。故郷喪失の飢餓意識が文人画と連作詩としての俳諧創作のモチーフとなったと説く。初めての生涯伝記の試み。
内容説明
出自と生い立ちをめぐり、いくつかの謎につつまれた蕪村。絵と連作詩により独特な文人画の世界を現出させた壮麗なる芸術家蕪村の内面を描き出す。
目次
1 生い立ち
2 結城時代と北寿追悼詩篇
3 遍歴時代
4 寒林翁蕪村の影
5 夜半楽三部曲
6 文人画の世界
7 臨終詩篇の世界
8 晩年の恋
9 落日庵蕪村の詩論
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