日本秀句
現代秀句

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393434314
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0392

出版社内容情報

その多義性ゆえに読者を魅了し,挑発する俳句。その歴史と現在を語る二一八句を,実作者としての方法論も交えて鑑賞。口ずさみ,記憶されることで完成する句の世界に遊ぶ。

内容説明

現代俳句の多彩な展開を縦横に読み解く人気女流俳人の渾身の書き下ろし。

目次

夜をこめて虫の清めし暁ぞ
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
野菊道数個の我の別れ行く
少年や六十年後の春の如し
白梅や天没地没虚空没
柩出るとき風景に橋かかる
うぶすなの言葉で通す冬の菊
階段が無くて海鼠の日暮かな
山を巻く一筋縄の涼しさよ
銀河系のとある酒場のヒヤシンス〔ほか〕

著者等紹介

正木ゆう子[マサキユウコ]
本名・笠原ゆう子。1952年(昭和27)、熊本市生まれ。御茶の水女子大学卒業。能村登四郎に師事。『起きて、立って、服を着ること』で平成12年、第14回俳人協会評論賞受賞。読売俳壇選者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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