内容説明
思いがけない、しかしたんなる偶然とは思えない出来事、出会い、夢、予知。それらの謎の深い意味を、日系米人の女性ユング心理学者が、身近な体験をあげながら、アガサ・クリスティー風に絵ときする。
目次
タオとは何か―永遠の舞いとは何か
ユング、共時性、および自己性
共時性へのアガサ・クリスティー的アプローチ
白日夢のように
意味深い出会いと共時的な縁
易経の共時的な知恵
共時性の謎についての超心理学的絵とき
こころの道としてのタオ
タオの体験のメッセージ―私たちは孤独ではない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazunori Kakei
1
うろ覚えながら「弟子に準備ができれば師匠がやってくる」「雨乞いをしにきた道士が小屋にこもってじっとしている、雨を待っている」など魅力あるミステリアスなタオの世界をシンクロニシティーで読み解く一冊。 大学五年生の時、完全にこの本で共時性に傾倒して、一見偶然の一致にみえる背後での意味のつながりや一致を読み解くのにハマりすぎて、そうするとすべてのことが意味があるように見えてきて、自ずと道が開ける不思議を体験した。今はその状態にはなかなかなれないけど、もう一度読んでみたらどうなるのか興味あり。
たけお くみ
0
★3 作者自らの共時性の体験談。共時性の理論は少なめ。
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- つぶやき川柳・短歌集