出版社内容情報
湾岸戦争が起こる直前までの10年間、クウェート国立病院で小児外科医として活躍していた著者が、イスラム世界で体験した文化・習慣等の違いをユーモアたっぷりに綴る
内容説明
10年間、クウェート国立病院で小児外科医として活躍した著者が、アラブ社会で体験した、さまざまなカルチャーショックやアラブ人との心の交流をユーモアたっぷりに綴る。
目次
クウェート国立病院での一〇年
アラブのお医者さん
砂漠の国でのあるお正月
クウェートのお医者さん
アラビア語の話
クウェート国のドライブ事情
アラブの国の紳士淑女の物語
アラブ美人のベールの下は?
アラブ文化の中のコーヒーの味
アラブ式紅茶はいかが?
アラブ人の生と死
ミュージック・イン・クウェート
著者等紹介
高柳和江[タカヤナギカズエ]
神戸大学医学部卒業。順天堂大学外科専攻生修了。77年、徳島大学大学院博士課程修了。医学博士。この年から、クウェート国アル・サバー病院小児外科チーフレジデントおよびイブンシナ病院コンサルタントを務め、87年に帰国。93年より日本医科大学助教授として、「癒しの環境研究会」を組織し、患者の立場に立った病院環境の整備と改善をはかる運動を続けている
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