これからの天皇制―令和からその先へ

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これからの天皇制―令和からその先へ

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  • サイズ 46判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333792
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0014

内容説明

これからの世界を、私たちはどう生きるか。日本人のアイデンティティとは何か。そして、“天皇制”なるものとは。六人の論客が、その核心にせまる!

目次

第1講 「平成流」とは何だったのか
第2講 天皇制の「これから」―その呪縛からの自由へ
第3講 出雲神話論―神話化する現代
第4講 国家神道と神聖天皇崇敬
第5講 天皇制から読み取る日本人の精神のかたち
第6講 「象徴天皇」と「人間天皇」の矛盾―戦後天皇制をめぐって

著者等紹介

原武史[ハラタケシ]
1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京社会部記者として証和天皇の最晩年を取材。東京大学大学院博士課程中退。東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授、明治学院大学教授を経て、放送大学教授。明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社、サントリー学芸賞)、『大正天皇』(朝日選書、毎日出版文化賞)、『昭和天皇』(岩波新書、司馬遼太郎賞)など

菅孝行[カンタカユキ]
1939年東京都生まれ。評論家。東京大学文学部卒業後、東映に入社。京都撮影所で演出助手を務める。67年に退社。PR映画・CMの演出や、予備校講師などをしつつ、評論活動を行う。公益財団法人利賀文化会議評議員、ルネサンス研究所運営委員、河合文化研究所研究員

磯前順一[イソマエジュンイチ]
1961年茨城県生まれ。静岡大学人文学部日本史・考古学専攻卒業。東京大学大学院人文科学研究科宗教学専攻博士課程中退。国際日本文化研究センター教授

島薗進[シマゾノススム]
1948年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、筑波大学哲学思想学系研究員、東京外国語大学助手・助教授を経て、東京大学文学部(大学院人文社会系研究科)宗教学宗教史学科教授、東京大学名誉教授、現在、上智大学教授、同大学グリーフケア研究所所長。著書に『日本人の死生観を読む』(朝日選書、湯浅泰雄賞)など

大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年長野県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。専門は理論社会学。著書に『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)、『自由という牢獄』(岩波書店、河合隼雄学芸賞)など

片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
1963年宮城県生まれ。政治思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部教授。著書に『音盤博物誌』(アルテスパブリッシング、サントリー学芸賞、吉田秀和賞)、『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼太郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山口透析鉄

28
こちらも市の図書館本で。原武史・菅直行・磯前順一・島薗進・大澤真幸・片山杜秀といった面々がそれぞれの観点で書いています。 簡単には要約できませんが、確かに従来通りにはいかないでしょう。日本会議やアベスガ周りみたいなのは出てきますが、自称保守派でもいかんせん、似非、ですし。 中枢が空疎、というのはその通りで、日本の無責任な体質、結局、天皇制存知に絡むような。 身分制の飛び地といった評価が正しそうで、ドイツの大統領制を参考にしたり(政治的実権はない)はありそうです。 似非ではない知性がいる話でした。2024/05/23

かんがく

11
平成から令和への代替わりを受けて、様々なジャンルの専門家が天皇制について多様な視点から語る。片山杜秀の「人間天皇」と「象徴天皇」の話が一番面白かった。2022/05/29

たろーたん

1
読みながら色々と考える。「憲法改正をしたい政権にとって、護憲を促す平成天皇・明仁夫妻は目障りだったのかな」とか「信教の自由と言いながら、昭和天皇崩御の自粛を考えると、このダブルスタンダードは生き残っている」とか。「あいちトリエンナーレで、昭和天皇の絵が焼かれる作品が批判されたが、1950~60年代だったら昭和天皇の絵が焼かれるなんて普通だし、むしろ昭和天皇万歳という絵の方が致命的だった」というを見ると、時代は変わったんだな、と思った。2024/10/05

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