内容説明
世界の大きな期待のなかで誕生し、カトリック改革に邁進する教皇フランシスコ。その激動の半生と、教皇庁や教会の闇との格闘を描く。
目次
はじめに―“どん底”で出会った「結び目を解くマリア」
1 二〇〇五年教皇選挙の舞台裏で
2 信心深い祖母の影響は今も
3 イエズス会管区長の“闇”
4 “汚い戦争”で起きたことは
5 スラムに目を向ける司教
6 何がベルゴリオを変えたのか
7 「アッシジのフランシスコ」に込めた思い
8 衝撃を与え続ける“変革のリーダー”
おわりに―大事なのは「過去」ではなく「これから」だ
著者等紹介
バレリー,ポール[バレリー,ポール] [Vallely,Paul]
宗教や倫理、社会問題などを専門とする英国人ジャーナリスト。英国タイムズ紙のエチオピア特派員を振り出しに、政治、文化、倫理などの担当記者として英国の主要紙で活躍、インディペンデント紙の日曜版編集長も務めた。チェスター大学客員教授(公共倫理担当)、マンチェスター大学にあるブルックス世界貧困研究所の上級フェロー。英国のカトリック国際関係研究所の会長やイングランド・ウェールズのカトリック司教団顧問なども務めている。2006年に聖マイケル・聖ジョージ勲章第三等を受章
南條俊二[ナンジョウシュンジ]
1946年、神奈川県生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒業後、読売新聞東京本社入社。経済部、外報部(現国際部)ロンドン総局特派員、論説副委員長、読売新聞東南アジア地域発行総括兼YNIS(タイ)社長などを歴任。退社後は、独立行政法人・国際協力機構(JICA)客員専門員や上智大学文学部非常勤講師を務める。現在、JICA客員専門員、公益財団法人・世界平和研究所・研究顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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