内容説明
時間の厚みを生きる。階段のおり方、痛みとのつきあい方…。「その人のその体らしさ」はいかに育まれるのか。障害をもつ人の11のエピソードをもとに、体に蓄積する記憶と知恵を考察。
目次
メモをとる全盲の女性
封印された色
器用が機能を補う
痛くないけど痛い脚
後天的な耳
幻肢と義肢のあいだ
左手の記憶を持たない右手
「通電」の懐かしさ
分有される痛み
吃音のフラッシュバック
私を楽しみ直す
著者等紹介
伊藤亜紗[イトウアサ]
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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