「人の世界」と「物の世界」

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「人の世界」と「物の世界」

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333341
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

出版社内容情報

日本人の経営のありかた、資源なき国のありかた、教育のありかたなど著者の思想・経営哲学の真意を縦横に展開する生前未公刊の書。

【著者紹介】
1885年、福岡県赤間村に生まれる。 1905年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)に入学。 1911年、満25歳で独立。門司市に出光商会を設立。日本石油の特約店として機械油を扱った。1940年、出光興産株式会社を設立。 1953年、イラン石油輸入(日章丸事件)。日章丸が石油を国有化し英国と係争中のイランから、ガソリンを満載し日本へ。英国は積荷の所有権を主張するも出光の勝訴が決定。1972年出光興産の会長を退き、店主に就任。1981年95歳で死去。

内容説明

“海賊とよばれた男”の魅力の根源に迫る!日本人の根幹である「和」のグローバル化を説く今なお新しいその主張を収めた、未公刊の談話のすべて。

目次

1 「人の世界」と「物の世界」について(日本が「人の世界」で、外国は「物の世界」である理由;「人の世界」と「物の世界」の違いはどこから来たのか ほか)
2 「人による経営」と「物による経営」(出光独得の経営はどのようにして出来上がったか;権限 ほか)
3 石油政策について(わが国石油政策の基本についてどう考えるか;石油業法 ほか)
4 最近の一般政治、経済、教育問題について(経営者の社会的責任;戦後日本経済の高度成長の原因 ほか)
5 人生観と思い出(出光社長の人生観;鈴木大拙先生と出光社長 ほか)

著者等紹介

出光佐三[イデミツサゾウ]
1885年、福岡県赤間町(現、宗像市)に生まれる。1905年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)に入学。1909年同校卒業、酒井商店に入店。1911年、満25歳で独立。門司市に出光商会を創業。1940年、出光興産株式会社に改組、社長に就任。1972年出光興産の会長を退き、店主に就任。1981年95歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らる

3
『われわれは石油配給事業をやるんじゃないんだ、人間が真に働く姿を現して、国家・社会に示唆を与えるんだ。』/かつて日本は「人の世界」(無我、無私、お互い仲良く平和に暮らす)であった。今は外国と同じ「物の世界」(金さえ儲ければいい、権利を主張する)になっている。/本当の人間の力は「和の精神」による団結から生まれる/日本には元々平和に暮らす実体があった。東洋哲学、仏教などが和や互譲互助とった言葉を与えた/和や徳=相手の立場の理解。有声・無声の声を聞く/人の在り方を伝える方法は体験による以外にない/2021/12/12

ハザマー

2
日本と外国の神に対する考え方が違う理由、 日本には皇室が3千年も続く一致団結した 気質があることなど分かり易く解説。 人による経営、人間尊重の事業経営。2014/05/27

वाराणसी

0
『海賊と呼ばれた男』を読了後、出光佐三に興味を持ってよんでみた。ある程度出光の歴史的背景が分かっていた分、理解がスムーズだったが、やはりちょっと難しかった。「資本主義、民主主義、共産主義は、参考資料でしかない。」究極の組織の在り方だな、、。ずしりと来る一文が後を引いている。2017/06/26

きなこ丸

0
海賊と呼ばれた男から来ました。人の世界と物の世界に全て切り分けることは出来ないと思いましたが、出光氏の仰っていることは含蓄があり腑に落ちることが多いです。 もう一度海賊と呼ばれた男を読んでみようと思いました。 2015/01/06

Kazataka Sanada

0
海賊と呼ばれた男を読んで、興味を持ち読むことにした。 1回読んでも正直理解できない。 何度も何度も読み返すべき本だと感じた。 実学として実践されてきた哲学があらゆる場面で現れている。2014/04/08

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