出版社内容情報
知られることの少なかった〈ほんとうの小笠原流〉。鎌倉時代以来の礼法と弓馬術について、三十一世宗家がわかりやすく語る。
内容説明
「ほんとうの小笠原流」は、伝統にあぐらをかかない。簡潔で心身の健康に良い、日本人ならではの礼法は、弓を引き、馬に乗る武士の日常から生まれた―。「家業を生業とせず」の家訓のため、知られることの少なかった真髄をやさしく説く。
目次
第1章 小笠原流の歴史と今
第2章 「礼法」のこころ
第3章 広がりゆく「流鏑馬」
第4章 文化としての弓術
小笠原家に生まれ育って―宗家長男・小笠原清基
第5章 伝えたいこと
「糾法」について
小笠原流の稽古場一覧
著者等紹介
小笠原清忠[オガサワラキヨタダ]
1943年東京生まれ。弓馬術礼法小笠原教場三十一世。鎌倉時代から続く小笠原流の宗家。三十世宗家小笠原清信長男。1992年に三十一世宗家を継承。慶應義塾大学商学部卒。元・医療金融公庫(現・独立行政法人福祉医療機構)勤務後、現在、慶應義塾大学非常勤講師、東京都学生弓道連盟会長、儀礼文化学会常務理事、日本古武道振興会常任理事。伊勢神宮、熱田神宮、鶴岡八幡宮はじめ各地の神社で「流鏑馬」および礼法、歩射行事を奉納する一方、NHKカルチャーセンターや朝日カルチャーセンターなど全国で礼法指導を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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