出版社内容情報
不可解で謎めいた福音書の記述を,ユダヤの歴史・宗教・習慣から明快に解読,イエスの真の生涯と思想に迫る。イエス生誕は夏,最後の晩餐は寝転んで食べた,など雑学も充実。
内容説明
福音書をキリスト教の伝統の桎梏から解き放ち、ユダヤの視点から読みなおせば、謎めいた言葉の霧が晴れ、イスラエルの大地を駆け抜けるように生きたイエスの肉声と生活がいきいきとよみがえる。目から鱗の待望のイエス論。
目次
序章 バプテスマのヨハネ
第1章 生誕
第2章 生活と弟子たち
第3章 山上の垂訓
第4章 イエスの教えとたとえ話
第5章 ナザレ派のイエス
第6章 最後のエルサレム巡礼
第7章 最後の夜に
第8章 受難と刑死
終章 イエスとは誰か
著者等紹介
前島誠[マエジママコト]
1933年東京生まれ。上智大学大学院卒業後、東京カトリック大司教区司祭を5年つとめた後、玉川大学で教鞭を執る。1999年定年により退官。専攻は西洋哲学、神学
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