出版社内容情報
「宮崎勤事件」以降の10年,いじめ,エイズなど,そのつど選ばれた217本の書評を集成。家族を映す多岐・多彩な書物群に,新たな時代の〈生〉の言葉を読みとる必須の家族読本!
内容説明
「宮崎勤事件」以降の10年、人びとの子どもへの眼差しは、奇異を超えて恐怖へ彩られてきた。この脱家族時代を映す多岐・多彩な書物群に、新たな時代の「生」の言葉を読みとる必須の家族読本。
目次
家と女性
婦人・女性・おんな
体罰の社会史
サボテン家族論
おばあちゃんの原宿
フィクションとしての子ども
ウェディングベルが鳴り終わるまで
10代のアフタースクール
子どもの対象喪失
事件としての住居〔ほか〕