出版社内容情報
「学校」に失敗し，自分の起源を「家族」に置けなくなった少年たちはいま，まったく新しい「個」の居場所を探しはじめている。酒鬼薔薇事件を中心に新しい方向を探る力作。
内容説明
「学校」に失敗し、自分の起源を「家族」に置けなくなった少年たちはいま、まったく新しい「個」の居場所を探し出しはじめている！新しい方向を探る劇作家・山崎哲の久々のシャープな現在家族・学校事件論。
目次
１ 酒鬼薔薇聖斗・オウム事件
２ 家族・学校暴力事件
３ 学校の事件
４ 市井の事件
５ 現在の風景
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新橋九段
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事件に自分の考えを好き勝手に託して社会の劣化を嘆いて見せる、いつも通りの内容だった。恐らく犯罪学の理論にも統計にもまともにあたったことがないのだろう。2014/09/07
