内容説明
自分の[死]は自分では体験できない、とすれば、ほんとうに死を[知る]とは、どういうことか。ハイデッガーやフーコーなど、現代思想家の死の考え方をふまえて、死の構造から社会・家族・個人、そして歴史のなかの死までを考察する。死にたい場所と死に方から、[死]は現在、どのようにイメージされるか?脳死、ガン死の告知、老いなど、もっとも現在的な[死]を模索する。
目次
〈死〉の構造(吉本隆明)
〈現代社会〉と死(竹田青嗣)
〈家族〉と死(芹沢俊介)
〈言葉〉と死(菅谷規矩雄)
古代日本の葬法(川上久夫)
六道絵と地獄極楽図(田中雅巳)
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