出版社内容情報
〈経済〉の原則が〈精神〉と〈法〉の領域を侵犯する近代の誤謬を論じた〈社会有機体三分節化〉論。労働と賃金、教育と国家等の関係を根本から問い直し、人間が枯渇しない新しい社会像を構想する。シュタイナー学校・共同体銀行・農場・病院建設を基礎づけた“社会思想家シュタイナー”の代表作。
【目次】
まえがき――本書の意図について
まえがきと序論――四万一千部から八万部までの増刷に際して
社会問題の核心
第1章 現代社会の根本問題
第2章 生活が求める具体的で必要な試み
第3章 資本主義の本質――資本・労働
第4章 三分節化から見たこれからの国際関係――社会・国家・民族
社会有機体三分節化をめぐって
はじめに――社会有機体三分節化をめぐって
国際生活の必要性と社会の三分節化
マルクス主義と三分節化
自由な学校と三分節化
われわれが必要としているもの
思想の迷路とジャーナリストのモラル
破壊の再建
訳者による解説とあとがき
内容説明
持続可能な未来への課題。健全な社会形成のための経済生活・法生活・精神生活。現代生活の現実にふさわしい社会目標への道。
目次
社会問題の核心(現代社会の根本問題;生活が求める具体的で必要な試み;資本主義の本質―資本・労働;三分節化から見たこれからの国際関係―社会・国家・民族)
社会有機体三分節化をめぐって(はじめに―社会有機体三分節化をめぐって;国際生活の必要性と社会の三分節化;マルクス主義と三分節化;自由な学校と三分節化;われわれが必要としているもの;思想の迷路とジャーナリストのモラル;破壊の再建)



