出版社内容情報
シュタイナー思想のエッセンスが集約された壮大な霊学ドラマ。人類の精神的発展を「生きた現実の体験」として描きつつ、輪廻転生とカルマの法則の秘儀的展開を克明に綴った話題作。4部構成(「伝授の門」「魂の試練」「境域の守護霊」「魂の目覚め」)の全訳。
【目次】
伝授の門 薔薇十字神秘劇
序 幕 ソフィアの部屋
第1場 薔薇色を基調とした部屋
第2場 ひらけた土地
第3場 瞑想の間
第4場 魂の世界
第5場 地下の岩窟神殿
第6場 魂の世界
第7場 霊の領域
幕間劇 ソフィアの部屋
第8場 薔薇色を基調とした部屋
第9場 ひらけた土地
第10場 瞑想の間
第11場 太陽神殿
魂の試練 『伝授の門』の後編として
第1場
内容説明
霊的認識の力を生きた現実として描く、壮大な内面の人生模様。人智学の本質的要素が内包されたドラマティークの傑作。〈神秘劇〉四部作の迫力。『伝授の門』(1910年)『魂の試練』(1911年)『境域の守護霊』(1912年)『魂の目覚め』(1913年)
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861‐1925。ハンガリーのクラリエヴィェベック(現クロアチア)に生まれる。ウィーン工科大学卒業。ゲーテ学者、哲学者として活躍した後、1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。1913年、神智学協会を離れ、人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要性を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法、経済など、広範な分野に及ぶ。1925年、スイス・ドルナハにて逝去。著書・講演録多数
高橋巖[タカハシイワオ]
東京、代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、ドイツに留学。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、シュタイナー思想に出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとる(美学・西洋美術史を担当)。1985年、日本人智学協会を設立。2024年3月30日、逝去
飯塚立人[イイヅカタツヒト]
京都府生まれ。高橋巖著『神秘学講義』に出会い、シュタイナーを知る。京都教育大学で教育哲学を専攻。1984年より高橋巖人智学講座を受講。1989年に渡米。スタンフォード大学教育大学院博士課程でネル・ノディングズに師事し、ケアリングの倫理を学ぶ。1991年より日本人智学協会会員。ケアリング人智学・シュタイナー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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