医学とはどのような学問か―医学概論・医学哲学講義

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323830
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C0047

内容説明

医学は、人々の生死にかかわる実践的学問であり、科学的な営みだけでは不十分である。本書は医学の方法論・人間観・倫理・価値、さらに教育現場の構造について、その思想的・歴史的な背景をふまえながら丁寧に吟味・解説。実践知と人文知の健全なバランス感覚を養うための画期的入門講義。

目次

医学哲学とは1―医学の哲学と科学の問題
医学哲学とは2―医学哲学と農学原論の比較を通じて医学の全体像を問う
医学の科学論1―分子生物学と臨床疫学/EBM
医学の科学論2―臨床疫学/EBMの意義とNBM
医学の人間観1―医学は人間をどのように考えるのか
医学の人間観2―フランクルの人間観と次元的人間論
医療倫理と医療制度1―医療倫理はなぜ必要なのか
医療倫理と医療制度2―医療技術の発展と人間の尊厳
医学における「価値」の問題1―医学は何を目指しているのか
医学における「価値」の問題2―健康とは苦しみを取り除くことなのか
現代医学の諸問題1―研究不正の問題を考える
現代医学の諸問題2―代替医療や統合医療は疑似科学か
医学教育における教養教育の意義を考える―医学概論の観点から
孤独に関する医学的研究と人間の孤独性
生物心理社会―スピリチュアルモデルと精神的人格

著者等紹介

杉岡良彦[スギオカヨシヒコ]
1966年生まれ。1990年、京都大学農学部卒業(農学原論講座)。1998年、京都府立医科大学卒業。精神神経科研修医を経て、2004年、東海大学大学院医学研究科博士課程環境生態系専攻修了(がんの細胞内シグナル伝達に関する予防医学的研究を行う。International Journal of Cancer、2004)。旭川医科大学医学部医学科健康科学講座講師を経て、現在、上野病院診療部に勤務。医師、医学博士。2015年、日本医学哲学倫理学会学会賞、湯浅泰雄著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秤谷隼世

3
良書だった。学生の頃に言語化できないながらも向き合ってきた「医学とは何か、人々の健康とは、自分は何のための専門をしているのか」みたいなところを個別の具体例も小出しにしつつ、体系的に教えてくれる。もっと早くこの本に出合っていればなぁって思えるような本でした。2020/03/21

さか

2
医学は科学。これは疑うことのない事実である。そして、EBMが現代医学を理解する上で重要な概念である。しかし、エビデンスのない治療法は認めない、エビデンス主義は問題あり。EBMは科学的であるが、すべて正解ですべての人に当てはまるわけではない。治療は人が相手。患者中心の医療を提供するには患者の人生を物語として捉え(NBM)考えていくことが必要。このEBMとNBMを相補的な方法論として考えて実際の医療現場で考えて行動できている医療従事者がどれほどいるか。もっと早くこの本に出会いたかった。

女性佐藤

0
医学哲学と書いてあるので多少身構えながら覚悟して読んだがかなり簡単に書かれており、読みやすかった。2023/04/24

Fine

0
哲学特有の水臭さがないうえ、医学にあたって意識すべき理念を分かりやすく解きほぐす良書。2021/10/23

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