出版社内容情報
人智学の創立者・シュタイナーが最晩年に自由自在の境地で語った名講義。動物界、植物界、鉱物界の中に霊的な存在としての人間を位置づける大胆な試み。図版多数。
内容説明
森羅万象の中で人間を理解する。宇宙の叡智と人間存在の命運。「自分を知りたければ宇宙のいたるところに眼をむけよ、宇宙を知りたければ自分の内なる深みを見よ…」
目次
第1部 宇宙環境、地球環境、動物界・およびそれらと人間との関連(人間と動物界;人間と宇宙の関係;人間と霊的存在)
第2部 宇宙における現象と本質との内的関連(地球の進化;蝶、鳥、こうもりの霊性;進化過程)
第3部 植物界と自然霊(四大霊;四大霊と動物;四大霊mp生活と活動)
第4部 人体組織の秘密(人体組織の過程;熱エーテルの機能;道徳的宇宙秩序)
著者等紹介
高橋巖[タカハシイワオ]
東京、代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、ドイツに留学。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、シュタイナー思想に出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとる(美学・西洋美術史を担当)。1985年、日本人智学協会を設立。2024年3月30日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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