内容説明
哲学、近代経済学、歴史、そして諸科学が花開いたスコットランド啓蒙運動、最後の自然哲学者にして「近代地質学」の父、Dr.ジェイムズ・ハットン―。ガリレオ、コペルニクスとともに聖書に根ざした地球の姿を打ち砕き、ダーウィンにその進化論の霊感を与えた革命的地球史『地球の理論』が描き出す、「太古の地球」への時間旅行。
目次
第1話 時の深奥を覗き見る
第2話 最初にアダムとイヴが、そしてカインとアベルが…
第3話 古くて煙にまみれた町(オールド・リーキー)
第4話 静けさの前の嵐
第5話 青春の彷徨
第6話 土壌のパラドックス
第7話 北のアテネ
第8話 疑問が解けた!
第9話 ハットンの忠実な伝記作者
第10話 ハットン派の革命
著者等紹介
平野和子[ヒラノカズコ]
1959年、東京女子大学英米文学科卒。翻訳家
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