出版社内容情報
動きを通して意識を解放し、自己と宇宙の一体化を実現する「新体道」。その革命的な身体技法が生まれるまでを、著者の半生を通して明らかにする。実技篇も付す。
内容説明
「気」を強め、人間の能力を全開させ、宇宙・大自然との一体化をすみやかに実現する革命的な体技「新体道」が完成するまでを綴る。実技篇では「大妙」を写真付きで解説。
目次
第1部 新体道誕生の背景(「栄光」の章―平和への思い;「天真五相」の章―武道を極める;「光と戯れる」の章―芸術性の希求;「遠当て」の章―絶対無)
第2部 新体道の思想(生命の神秘を開く;空手という道;技の発見;空無の世界)
第3部 楽天会のころ―新体道の草創時代(灼熱の日々;新体道が世に出るまで)
付録 新体道の稽古体系と「大妙」の解説(新体道の稽古体系;「大妙」の解説)
著者等紹介
青木宏之[アオキヒロユキ]
1936年、横浜市生まれ。高校生のとき、聖書に深い感銘を受け、浪人中に初めての信仰体験を得る。中央大学法学部入学後は日本空手道の故・江上茂師範の指導を受け、同大学空手部で二期主将を務める。卒業後も師範代として後進の指導にあたり、63年には空手の最高段位五段に推挙される。65年、新しい時代の体技を求めて、30名ほどの武道家で「楽天会」を結成。約3年間の猛稽古を経て、人間の霊性開発(意識覚醒)のための総合的な体技「新体道」を創始する。現在は新体道協会名誉会長、国際新体道連盟会長、天真書法塾塾長として、講演や執筆など各方面で幅広く活躍。文学博士
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