内容説明
玄奘三蔵さながらにチベット語の仏教文献を多数請来した偉人。いま、その全貌を掘り起こす。
目次
等観年譜(帰国以前;帰国以後)
年譜資料(父義観より、ラッサの等観に宛てた書簡;入蔵学法始末書;スヴェン・ヘディンとの会見記;多田等観著作目録;多田等観関係資料;花巻市立博物館所蔵多田等観コレクションのうち等観自筆メモの残されているもの;その他請来品;請来文献とそれらの目録;父のこと母のこと、思い出すままに)
西蔵事情―等観が見たチベット(入蔵記;西蔵の国情;ラッサ及びその生活;西蔵の歴史;ラマ教とラマ寺の生活)
著者等紹介
多田明子[タダアキコ]
1932年東京に生まれる。多田等観の三女
山口瑞鳳[ヤマグチズイホウ]
1926年石川県に生まれる。文学博士。現在成田山仏教文化研究所客員所員、東京大学名誉教授
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