内容説明
勝ち負けを超えた世界に生きる!まずは「こだわり」の心を見据えてみよう。身びいきの思いを脱けだし、平等の世界に生きるための禅の智慧。
目次
みな兄弟であり恋人でありたい―第三十一則 雲門露柱
勝ち負けを越えた世界に生きる―第三十三則 三聖金鱗
みな「おないどし」―第三十四則 風穴一塵
永遠の仏の生命を生老病死する―第三十六則 馬師不安
梅もすみれもみな春の顔―第三十七則 〓(い)山業識
トゲも花もエネルギーは一つ―第三十八則 臨済真人
卒業なしの修行と跡を消すことと―第三十九則 趙州洗鉢
すべてが旅路の彩りとなる―第四十則 雲門白黒
「あたりまえ」のすばらしさに気づく―第四十二則 南陽浄瓶
鉄を金に、凡を聖に、変えていこう―第四十三則 羅山起滅〔ほか〕
著者等紹介
青山俊董[アオヤマシュンドウ]
昭和8年、愛知県一宮市に生まれる。五歳の時、長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。15歳で得度し、愛知専門尼僧堂に入り修行。その後、駒澤大学仏教学部、同大学院、曹洞宗教化研修所を経て、39年より愛知専門尼僧堂に勤務。51年、堂長に。59年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職を兼ねる。現在、無量寺東堂も兼務。昭和54、62年、東西霊性交流の日本代表として訪欧し、修道院生活を体験。昭和46、57年、平成19年とインドを訪問。仏跡巡拝、並びにマザー・テレサの救済活動を体験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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