出版社内容情報
従来の孤高の思想家というイメージに対し,哲人,行の人,詩人としての多角的な側面を浮き彫りにし,何よりも生涯を通じて他者救済の願いを抱き続けた,最深の道元像を提示。
内容説明
従来の孤高の思想家というイメージに対し、哲人、行の人、詩人としての多角的な側面を浮き彫りにし、そして何よりも生涯を通じてやむにやまれぬ他者救済の願いを抱き続けた、宗教者としての最深最奥の道元像を提示。
目次
第1章 宗教者道元禅師
第2章 道元禅師の思想―悟りの仏法から願の仏法へ
第3章 只管打坐の仏法
第4章 七十五巻本『眼蔵』と十二巻本『眼蔵』
第5章 道元禅師の生涯