内容説明
近年の伝統的道元理解への厳しい批判をふまえて、道元研究に生涯をかけてきた著者が、渾身の力をこめて、新たな道元理解への道を指し示す、注目の論究。
目次
道元思想の展望
『修証義』をめぐる本尊観の展開
道元禅師の引用燈史・語録について
本証妙修覚え書
十二巻本『正法眼蔵』について
『正法眼蔵八大人覚』奥書私見
続『永平広録』考
真字『正法眼蔵』をめぐる諸問題
十二巻本『正法眼蔵』の位置づけ
悟りの仏法から願の仏法へ
宗教者道元禅師
最晩年の道元禅師
志猶存
駒沢生活五十一年
「同事」のこころ
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- こんちわハム子 分冊版(9)