出版社内容情報
「結局、呼吸だ」という老師のことばを胸に坐禅の研鑽を続けた著者の〈呼吸〉の極意を語った書。あらゆる健康法の原点ともいうべき呼吸、気功や気の開発のための座右の書。
内容説明
あらゆる修行や健康法の原点ともいうべき“呼吸”の究極を平易に語る。
目次
呼吸について(「結局、呼吸だ」―尭道老師の一句;専念、呼吸ヲ凝ラシ;風・喘・気・息―呼吸の四段階 ほか)
坐禅の仕方、並びに行住坐臥の中の禅の工夫(坐禅の仕方;行住坐臥の中の禅の工夫)
坐禅の仕方とその心得―日常生活の中の禅の工夫について(大悲心と弘誓願;諸縁の放捨と不断の工夫;飲食・睡眠など―坐禅以前の生活の調節 ほか)
著者等紹介
辻雙明[ツジソウメイ]
1903年生まれ。東京商科大学在籍中に円覚寺派管長兼僧堂師家・古川尭道老師に参禅、後、嗣法。1949年、46歳の時に那須雲巌寺の植木憲道老師について出家得度、後に還俗。鈴木大拙や西田幾多郎、公田連太郎にも親しく教えを受ける。1963年、不二禅堂の初代師家就任。1991年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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