出版社内容情報
江戸時代から広く民衆に親しまれている四十四句の仮名法語、白隠禅師の「坐禅和讃」は、禅のエッセンスを七五調で「わかりやすく」説く。しかし実は「難解」で奥深いその真意を、新進気鋭の住職が、馴染みやすい例と共にあたたかに伝える。禅画も多数収録。
内容説明
禅の核心を伝える親しみやすい四十四句は、実は難解!?豊かな比喩に込められた白隠さんのまごころを読みとく。
目次
1 坐禅和讃の調べ(衆生本来仏なり;衆生近きを知らずして;長者の家の子となりて;闇路に闇路を踏そえて;布施や持戒の諸波羅蜜 ほか)
2 坐禅入門(あなたは誰か?;調身;調息;調心;坐禅によって得るものとは? ほか)
著者等紹介
細川晋輔[ホソカワシンスケ]
東京都世田谷区野沢龍雲寺(臨済宗妙心寺派)住職。1979年東京都生まれ。松原泰道の孫。大学卒業後、京都の妙心寺専門道場にて九年間の修行生活をおくる。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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