出版社内容情報
代表的な禅の古典『無門関』を、当代随一の禅僧が自在闊達に提唱。現代の我々に、〈禅の心〉を痛快に説き尽くす快著。
代表的な禅の古典『無門関』を、当代随一の禅僧が自在闊達に提唱。現代の我々に、〈禅の心〉を痛快に説き尽くす快著。禅・仏教の神髄を求める人々にとって必読の書。
【著者紹介】
1949年、東京生まれ。埼玉大学理工学部卒。白水敬山老師について得度、正眼僧堂に入門。現在、正眼寺住職、正眼僧堂師家、正眼短期大学長。『無心の一歩を歩む』『生きる』(春秋社)ほか。
内容説明
清風が吹き抜けるように、古典的な禅の語録を鮮やかに提唱。“こころ”を解き放つ快著!
目次
いかなるか是れ仏―雲門屎〓(けつ)(第二十一則)
善を思わず、悪を思わず―不思善悪(第二十三則)
言語を離れよ―離却語言(第二十四則)
四句を離れ、百非を絶す―三座説法(第二十五則)
久しく龍潭と響く―久響龍潭(第二十八則)
風の動くにあらず、幡の動くにあらず―非風非幡(第二十九則)
心が即ち仏である―即心即仏(第三十則)
婆子を勘破する―趙州勘婆(第三十一則)
有言を問わず、無言を問わず―外道問仏(第三十二則)
心は仏ではない―非心非仏(第三十三則)
著者等紹介
山川宗玄[ヤマカワソウゲン]
昭和24年、東京生まれ。昭和49年、埼玉大学理工学部卒業。野火止平林僧堂、白水敬山老師について得度。同年、正眼僧堂に入門。平成6年、正眼寺住職、正眼僧堂師家、正眼短期大学学長(いずれも現任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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