河口慧海―日本最初のチベット入国者

河口慧海―日本最初のチベット入国者

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393137192
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0015

出版社内容情報

今世紀の初め,禁断の地チベットへ潜入した河口慧海の最も正確で詳細な評伝。甥である著者が数々の資料を渉猟して,二回目のチベット旅行および慧海の業績についても詳述。

内容説明

慧海の艱難辛苦のチベット潜入記はもとより、本書で初めて明かされる第2回のチベット旅行後の生活とその膨大な業績の網羅的な紹介等を含め、慧海の甥である著者が、身内しか知り得ない慧海の素顔や逸話なども織り交ぜながら、日本人として前人未踏の大偉業をなしとげた“チベット学のパイオニア”の真実の姿を浮彫にする。

目次

青少年時代
五百羅漢寺住職
黄檗山清掃騒動
チベット探検の動機と準備
ヒマラヤ越え
チベットの旅
ラッサとセラ大学
チベット脱出
恩人救出のためネパールへ
帰国―再渡航の準備〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshihiko Nakade

2
河口慧海は昔からとても気になる人物だった。偶然、図書館でこの本を見つけたわけだが、なかなか面白かった。中でも2回のチベット入国までのくだりまでが興味深かった。後半は資料をまとめたものという感じで、図や写真等があれば良かったであろうと思ったが、何しろ初版は半世紀前である。よくぞここまでまとめたというべきだろう。機会があれば「チベット旅行記」を読んでみたい。2013/05/19

なにょう

0
甥から見た 河口慧海、これを読んでから「チベット旅行記」を 読めば より「チベット旅行記」を 楽しめると思います。2012/08/15

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