内容説明
こころの塵=煩悩が、つもり積もって毎日が苦しく、鬱陶しい。そこをちょっと整理整頓すれば少し楽になる。百八あるという煩悩にとらわれた自己の姿を解きほぐす仏教の人間論。
目次
第1章 生きがいは苦しみでもある(相談から見えてくる苦しみ;苦しみの種類 ほか)
第2章 自分ほど可愛いものはない(迷いの再生;おろかさの仕組み ほか)
第3章 煩悩のかたち(縁に反応する煩悩たち;人間味豊かな煩悩たち ほか)
第4章 百八煩悩(境涯が変われば煩悩も変る;状況によって変る煩悩一覧 ほか)
第5章 自分で自分をしばる行ない(業は深い;因果はめぐる ほか)
著者等紹介
中野東禅[ナカノトウゼン]
1939(昭和14)年、静岡県生まれ。駒沢大学大学院修士修了。曹洞宗教化研修所研修所員修了。同所主事、駒沢大学、立正大学、武蔵野大学等講師歴任(生命倫理、死生学担当)、可睡斎後堂歴任。現在、曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師、京都市龍宝寺住職。南無の会副総務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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