出版社内容情報
いにしえより聖典として重視されているヴェーダと、そこから派生したウパニシャッドから、インド思想の源流を明快に提示する入門書。IT産業など現在のインドの繁栄を導いた思想の源流を、いにしえより聖典として重視されているヴェーダと、そこから派生し近代西洋哲学にも影響を与えたウパニシャッドにみる。インド思想の根幹を明快に提示した入門書。
前田 專學[マエダセンガク]
1931年生まれ。東京大学大学院修士課程修了、米国ペンシルベニア大学院東洋学科修了(Ph.D)。文学博士。東京大学名誉教授、武蔵野大学名誉教授、公益財団法人中村元東方研究所理事長・東方学院長。
内容説明
日本のなかに息づく“インド”とは。あらゆるものを吸収しながら成長をつづける現代インドの礎を、いにしえより聖典として重視されているヴェーダと、近代西洋哲学にも影響を与えたウパニシャッドにみる。日本の思想・文化のルーツのひとつともいえるインド思想の根幹を明快に提示した入門書。
目次
1 ヴェーダ(ヴェーダとは何か;バラモン教の思想;ヴェーダの神々と日本;興味ある讃歌;宇宙の創造 ほか)
2 ウパニシャッド(ウパニシャッドは生きている;ウパニシャッドとは何か;神秘的聖音オーム;絶対者と自己との神秘的合一の体験;有の哲学―哲人ウッダーラカの思想 ほか)
著者等紹介
前田專學[マエダセンガク]
1931年愛知県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業、同大学大学院修士課程修了、米国ペンシルヴァニア大学大学院東洋学科修了(Ph.D)、文学博士。日本学士院賞、勲三等旭日中綬賞、中国社会科学院名誉研究員、韓国東国大学校感謝牌、スリランカ・ビクシュ大学名誉教授、タイ王国仏教学術功労賞、インド共和国パドマ・シュリー勲章。日本印度学仏教学会理事長、BDK英訳大蔵経編集委員長、第19期日本学術会議会員等を歴任。現在、公益財団法人中村元東方研究所理事長・東方学院院長、東京大学名誉教授、武蔵野大学名誉教授、中村元記念館館長、足利学校庠主、公益財団法人日印協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加納恭史
佐倉
ぺったらぺたら子
らい
nizimasu